南 天 |
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唐 子 |
古来より、「難を転じて福を招く」(「難転」あるいは「成天」に通じる)と言われ、縁起良い植物として、厄除けの木として祝い事や除災の祈念に用いられてきました。
楽しげに仲間が集う姿から、雀は古くから吉鳥とされ、丸々太ったすずめは豊作の象徴です雀を配した、縁起の良い図柄は吉祥の代表的なものとされています
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唐子の文様には家系繁栄の意味があります。縁起のよいものですから結婚式にもふさわしいと言えるでしょう。複数人数の唐子は多男子をあらわし、子孫繁栄・家運隆盛を願うめでたい文様です。
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茶 道 具 |
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宝尽くし |
茶道具文様は様々なデザインがあります。武家の奥方様の小紋に良く使われ、茶道の精神性とともに品格の高い文様とされていました。
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宝尽くしの模様は、古来より好まれた福徳を招く吉祥文様です。京山の宝尽くしはこの宝物が湧き出る泉をイメージして雄大な広がりに配された、宝尽くしの中でも珍しい、個性的で斬新なデザインです。
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京の四季 |
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道長取り |
京の冬景色を裾に描き、喜びの季節とされる春夏秋を上方に描きました。冬を過ぎて迎えるこれからの未来を、幸せに過ごされますようにと願って制作しました。
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平安時代、「望月の 欠けたることもなしと思へば」と詠んだ藤原道長が、それを好んで使ったことから「道長取り」という名が今に残る、典雅な濃淡の料紙模様です。
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おしどり |
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袋帯・四君子 |
末永い夫婦円満の願いを必ず一生添い遂げるといわれる鴛鴦に込めました。
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梅、菊、蘭、竹を四君子と称す。中国では宋代よりこれを貴び君子としての力量、心構えの手本とし、資質としてみなされ草木に準えられた。
ひときわ目を引く菊の花にあしらわれた偏光色糸のきらめきは、太陽の輝きを表しています。
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