おすすめ商品トップ
振袖
振袖小物
京山オリジナル色留袖
京山オリジナル袋帯
四君子
唐草華紋/馬くいく
幻想/干支
唐織
三重錦織
琳派帯
出世帯
幻想パート2
不老長寿帯
あこがれ
喜楽明希
元禄袖
ぞうり
トップ 振袖 振袖小物 京山オリジナル色留袖 京山オリジナル袋帯 元禄袖 ぞうり
  オリジナル袋帯・唐草華紋九頭馬
  
<唐草華紋・九頭馬>




 中国から伝わった幾何学文に蔓をデザインした「唐草文」があります。
 唐草は特定の蔓ではなく、色々な植物によって描かれ、その花の種類によって呼び方が牡丹唐草・菊唐草などと区別します。
 また蛸(たこ)の足のような突起のついた太い蔓の唐草を「蛸唐草(たこからくさ)」といい、18世紀から19世紀にかけてよく描かれています。
 蔓はどんどん伸びて成長することから長寿、延命の象徴とされていました。


<左馬>
開運出世・家運隆盛
左馬は、その勢いすさまじく、よく跳ね風の如く疾駆することから「他より秀でる」といわれ、古来、開運出世、家運隆盛の福馬として珍重されたといわれます。
千客万来・商売繁盛
馬は手綱をとられ、人にひかれてくるものですが、左馬は逆書きであるところから、馬が人をひっぱってくるといわれ、多くの客、たくさんの福を引き連れてくる千客万来、商売繁盛の福馬であるという縁起話もあります。
就職成就・交通安全
また、馬は右から乗るとつまづくので、左から乗るとよし、人生につまづかざるようにということから、現代では就職成就、交通安全のお守りでもあります。
<九頭馬>

遠く江戸時代から、 【九頭馬の図】は、商売、出世、縁談、蓄財、勝負事、健康、夫婦仲、農漁業、受験、と九つの上昇運を象徴するといわれています。
「馬九行く(=上手くゆく)」、の語呂合わせの如く、何事も大願成就に繋がる、おめでたい縁起物として愛されてきました。
京山の『九頭馬』は一条で12回繰り返され、合計で108頭います。

【12という数】
 1年間に月が満ち欠けする回数が起源ではないかとされています。
 旧暦の○月はお月様が基準だし、日の方は太陽が基準になっていますね。面白いことに、これらはメソポタミアの文明が由来であるとのことで有名です。
 時間の区切りなどの明確な物差しが無かった時代、新月から満月へ、また欠けて新月までが一区切りだったということです。
 1年=12カ月が起源とされる12進法が多くの文明で用いられたのは、12という数が争いなく物を分けるのに便利だからだといわれます。
 「12」には1、2、3、4、6、12と多くの約数(割り切ることのできる数)がありますから、物が12個あれば各人数で平等に分けることができます。
 ところが10個だと、2人または5人でなければ争いになります。そうでなくとも割り切れる数が多い方が何かと便利なので、ダースやグロス、また1フィートが12インチといった単位も生き残ったようです。
 十二支も12をひとまわりとする考え方の名残です。
 菩薩を守る十二神将、イエスと12弟子など、12という数字は守護とする意味合いが強いようです。
 九頭馬が12回、全部で108頭になります。
 108といえば除夜の鐘を思い起こされる方が多いでしょう。
 除夜の鐘とは、大晦日(12月31日)のちょうど日付が変わり新しい年になる深夜0時をはさんでつく鐘のことを言います。
 人には百八つの煩悩(ぼんのう)があるとされ、その煩悩を祓うために108回つきます。煩悩とは、人の心を惑わせたり悩ませ、苦しめたりする心のはたらきのことを言い、仏教における考え方からきています。
 まず、108の煩悩は、人間の感覚をつかさどる眼(げん)耳(に)鼻(び)舌(ぜつ)身(しん)意(い)の六根が、それぞれに好(気持ちがよい)悪(いやだ)平(何も感じない)不同の3種があって 6×3=18の煩悩となり、これが浄(きれい)染(きたない)の2種に分かれ18×2=36の煩悩となり、さらに、現在・過去・未来の3つの時間が関わって、36×3=108となります。
 これが、108の煩悩だといわれています。
 一方、108は煩悩ではなく、1年の十二ヶ月・二十四節気・七十二候を合わせて、12+24+72=108とする説もあります。
 二十四節気とは1年を二十四等分し、季節の名前を付したもの。七十二候は二十四節気をさらに三つにわけ、その名前は気象の動きや動植物の変化を知らせる短文になっています。
 また、数珠の珠の数も正式には108です。
 数珠のおこりはいろいろな説があります。お釈迦様は私たちに百八つの煩悩がありそれを断ち切るために百八つの数珠をつくり一心に仏を念じて数珠を繰り返し数えれば仏様のご加護を頂き幸福がそなわると示しました。座っているときは左手首にかけ、歩くときは左手にもち礼拝の時は親玉を中指にかけます。片手用のときは合掌した八指にかけます。
 真言などのお経を7遍または21遍唱えるときにこの珠の数を数えて行います。数珠は108個の主珠と2つの母珠があります。母珠の片方には浄名珠という小さな珠がつきます。母珠から数えて7つ目と21目の次ぎには四天と呼ばれる珠がつきます。真言宗ではこの四天を曼荼羅の弥陀、宝生、阿しゅく、釈迦、または、文殊、普賢、観音、弥勒の菩薩様四人にみたてています。


京山オリジナル袋帯・唐草華紋九頭馬
価格   480,000円


商品の特徴
文字サイズ変更小さい大きい お問合せ