四 君 子 |
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唐草華紋/馬くいく |
ひときわ目を引く菊の花にあしらわれた偏光色糸のきらめきは、太陽の輝きを表しています。
人間がこの世で生きていくときに決して欠かすことのできない太陽の恵みは、どんな人のもとにも豊かに、そして分け隔てなく届いています。
この帯をお召しになるあなたが太陽のように輝き、人を暖め、恵みを与えられますようにと願っています。
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中国から伝わった幾何学文に蔓をデザインした「唐草文」があります。
蔓はどんどん伸びて成長することから長寿、延命の象徴とされていました。
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幻想/干支 |
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唐 織 |
手に取った瞬間にやわらかな手触りと絹の感触を感じられます。
織りは錦織。贅沢にパール箔と銀通しで仕上げました。
全通で織り上げ、どの位置で締めていただいても好きな柄が出せる、織りも配色も異なる二通りの締め方ができ、着こなしの幅がより広がるようにいたしました。
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唐織とは、綾織地の上に多彩な色糸を使い、柄を縫い取りのように織り出す技法で、 錦地の中で、もっとも高級とされる織物です。
刺繍のように表現された浮織に使う糸は贅沢に12色以上。
総48色全てを色指定し、オリジナル色の濃いものになりました。
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三 重 錦 織 |
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琳 派 |
三重錦織とは捩り織(もじりおり)で織られる「紗」「絽」「羅」という三大薄物の魅力を重ねたものです。薄く透き通るような織風は、織糸の重なりを通して文様の奥深い趣を表現することができます。
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誰もが目にした事のある紅白梅図・風神雷神など俵屋宗達・尾形光琳を始祖とする「琳派」。
その華麗で美しい世界を京山の箔糸で織り出しました。
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出 世 帯 |
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幻 想 パ ー ト 2 |
京山の箔糸の波を登る鯉と、宝尽くし文をあしらった帯です。
古来より鯉は登竜門を登りて龍になると言う言い伝えに想を得ました。
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二柄の装いを楽しめる双図全通を三重錦で織り上げました。
帯裏には幸運を呼ぶ九頭馬、きらめく箔糸を織り込み、あらたまった席にふさわしい格上の幻想です。
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不 老 長 寿 帯 |
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あ こ が れ |
帯全体を埋め尽くす菊を、虹色の箔糸で縁取りました。
不老長寿の妙薬といわれる菊にいつまでも健康に美しくと願いをこめました。
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和のきものに異国情緒を取り入れる。
斬新なセンスであなたを「あこがれの女性」に。
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喜 楽 明 希 帯 |
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空に輝く虹のようにあなたにきらめいてほしい。
喜楽明希の四文字に幸せへの祈りを込めました。
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