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南 天 |
南 天
古来より、「難を転じて福を招く」(「難転」あるいは「成天」に通じる)と言われ、縁起良い植物として、厄除けの木として祝い事や除災の祈念に用いられてきました。
その昔は武士の出陣に臨んで一枝を鎧の内に挿し武運長久を祈りました。また、元服の式に挿花したり、安産のお守りにしました。
南天の葉は諸毒を消すと言われ、赤飯に添えます。また赤い色は邪気をはらい厄除けの力をもつと信じられ、祝い事や特別の行事に使われています。
また、南天は不浄を清めるということで,お手洗いの外に植えてあったりします。南天の箸というのも食あたりを防ぎ、長寿を祈願するということで好まれるようです。
また、防火・厄除けとして庭先や鬼門にも植えられます。
京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使っていることで知られています。
雀は、古来子孫繁栄の象徴とされています。
す ず め
雀は厄をついばむと言われ、縁起のよいものとされています。
楽しげに仲間が集う姿から、雀は古くから吉鳥とされ、丸々太ったすずめは豊作の象徴です
雀を配した、縁起の良い図柄は吉祥の代表的なものとされています。
古来より伝わる言い伝えを信じ、お召しいただくあなたにしあわせが訪れますようにと、お祈りしてこの作品を創り上げました。
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